[飛騨市　ほっと知るメールひだ] 防災・防犯 (No.1498919)

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新型コロナウイルス感染拡大の「第４波」が急拡大していることに伴い、都竹市長から市民の皆さまへ大型連休に向けてのメッセージを発出しました。

▼市長メッセージ動画
https://youtu.be/GEUax1yWiko

▼原文
飛騨市長の都竹です。新型コロナウイルス感染拡大の「第４波」が、今までの波をはるかに上回るスピードで急拡大しています。特に大都市圏では感染者が急激に増大しており、緊急事態宣言が東京都、大阪府、京都府、兵庫県に、その前段となるまん延防止等重点措置が愛知県をはじめ、宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛媛県、沖縄県に出されています。

岐阜県内でも岐阜市周辺を中心に感染者が増加しており、病床のひっ迫が現実味を帯びています。

飛騨市も例外ではなく、４月だけで４人の感染者が発生しています。同様に、お隣の高山市は10人、白川村でも初めての感染者が発生するなど、飛騨地域においても予断を許さない状況となっています。

今回の感染拡大の最大の要因は「変異株」であるとされています。「変異株」は感染力が極めて強く、若者への感染拡大や重症化する可能性も高いことが指摘されています。

岐阜県においても、「変異株」の陽性者は６割を超えており、これは少し前の大阪府と同水準です。しかも、岐阜県におけるコロナによる死亡率は国内平均よりも高く、しかも70代以上の高齢者の死亡率は13.8％と、極めて高い水準となっています。

岐阜県内の感染者の約半数は30代以下の若者ですが、若者から家庭内、福祉施設などへ感染が広がる傾向が見られ、これによって高齢者の感染割合が上昇しています。また、若者であっても、後遺症に悩まされるケースが多く、倦怠感や脱力、脱毛などの症状が多く報告されているとのことです。

新型コロナウイルスは人と人との接触が増せば増すほど感染拡大を引き起こす、非常に厄介な感染症です。そのため、県内外からの帰省やレジャーなど、人の流れが活発化する大型連休を迎え、一層の対策が必要となります。

こうした考えから、岐阜県は独自の「第４波非常事態宣言」を発表しました。この目的は、大型連休中の人の流れ、人と人との接触を極力減らすことです。期間は４月26日(月)から５月11日（火）までとされました。

これを踏まえ、市民の皆様におかれましては、大型連休中は、人の多いところには出かけず、密になる機会を徹底的に避けるなど、慎重な行動をお願いいたします。また、県をまたぐ不要不急の移動は極力控え、特に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象となっている地域へのお出かけは、自粛もしくは延期をお願いいたします。

また、市有施設も県の方針に従い、長時間の接触を抑えるために、閉館時間を20時とするなどの対応をしておりますのでご理解をお願いいたします。

感染対策の徹底もお願いします。「マスクの着用」、「手洗い・手指消毒」、「換気」などをしっかりと行ってください。さらに、飛沫感染のリスクが高い飲食の際は、飲食の瞬間以外はマスクを着用する「マスク飲食」をお願いいたします。これら基本的な感染対策は、変異株の感染防止にも有効です。

なお、こうした中でも連休中は、県外から飛騨市に来られる方々があると思います。しかし、不用意な接触、つまりマスクなどの感染対策なしに長時間飲食や会話をするといったことがなければ、自分の身は十分守れますので、県外ナンバーや旅行者を一方的に敵視する自粛警察のような行き過ぎた行動は避けていただくようお願いいたします。

祭りもなく、行事も中止、旅行なども控えてほしいと言われ、市民の皆様には、行き場のないやりきれなさや、割り切れない気持ち、言いようのない不安をお持ちかと思います。しかし、少しずつですが、ワクチンの入荷も始まり、5月以降の高齢者の本格接種の見通しもついてきております。トンネルの先の光は見えてきました。今しばらくご一緒に頑張りましょう。

よろしくお願いいたします。

◆岐阜県の「第4波非常事態対策」に伴う飛騨市の対応（市公式ホームページ）
https://www.city.hida.gifu.jp/site/corona/30333.html

【問】飛騨市新型コロナウイルス対策本部
（危機管理課）電話0577-62-8902

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