[飛騨市　ほっと知るメールひだ] 防災・防犯 (No.1442167)

本日、岐阜県より発表された「非常事態緊急対策」の発表を受けて、都竹市長よりメッセージを発出しました。
　
▼市長メッセージ動画
https://youtu.be/JRfMpofNkHw
　
▼原文
飛騨市長の都竹です。本日、岐阜県より、新型コロナウイルスの感染者が急激に増大していることを踏まえて、県独自の「非常事態緊急対策」が発表されました。
　
これは、東京都など首都圏における国の緊急事態宣言の発表を受け、岐阜県も感染状況がそれと同等の状況にあることから、国の対策を先取りする形で、県独自の対応を取ることとされたもので、事実上、岐阜県版の「緊急事態宣言」と言えます。
　
飛騨市においては、これまでの感染者はわずかですが、全国的に爆発的な感染が広がる中では、予断を許さない状況であり、万全の対策を講じなければなりません。そこで、市民の皆さんに県の対策をお伝えいたしますので、ご協力をお願いいたします。
　
まず、第三波と言われる昨年末からの感染の急拡大は、リスクの高い飲食が原因と見られていることから、家族やパートナー以外の方々との長時間にわたる飲食、酒類の提供を伴う懇親会への出席、マスクなしで会話をするような飲食は自粛していただくようお願いいたします。また、夜の飲食につながる会合への出席や開催も避けてください。
　
岐阜県からは、酒類を提供する飲食店に対し、酒類の提供を１１時から１９時までとしたうえで、営業を２０時までと短縮するよう要請が出されています。期間は１月１２日から２月７日までとなります。市内の全ての飲食店がこれに協力されることとなっておりますので、あらかじめご承知おきください。
　
また、不特定多数の方々と接触するような場所へお出かけになることは可能な限り避けていただくようお願いいたします。これにより、外出を控えられる方も多くなると思いますが、医療機関への通院、食料や医薬品、生活に必要なものの買い出し、職場への出勤、屋外でのスポーツや運動、散歩、雪またじなど、生活や健康の維持に必要な外出や活動は差し支えありません。
　
県をまたぐ不要不急の移動も控えていただくようお願いいたします。特に緊急事態宣言が発令されている東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県のほか、感染者が多い愛知県、関西の大阪府、京都府、兵庫県への移動は基本的に自粛をしてください。
　
一方で、公民館や体育館、図書館、美術館は通常どおり運営します。これら施設を使った行事や市民活動、催し等も制限はいたしませんが、飲食を行わないようにしていただいたうえで、定員の半分以下で開催していただくようお願いいたします。
　
このほか、小中学校、放課後等児童クラブ、保育園、子育て支援センター、放課後等デイサービスも通常通り運営します。医療機関、社会福祉施設、老人福祉施設も通常通りです。
　
なお、中学校の部活動については、近距離で接触するなどの感染リスクが高い活動について、別途制限が行われる予定であるほか、スポーツ少年団等の対外試合、市外チームを招いての大会の開催等は控えていただくこととなります。
　
今後、県から国に対して緊急事態宣言の発令を求めることも予測されますが、基本的な対策はこのままになると考えられます。
　
市民の皆さまにおかれては、過度に恐れることなく、これまで通りマスクの着用や手洗い、手指消毒、密閉・密集・密接場面の回避、換気の徹底などに努めていただきつつ、日常の生活を送っていただくようお願いいたします。
　
先が見えない状況が続いていますが、３月頃にはワクチンの接種を始める準備も進められています。暖かくなる頃には、現在の対策が効果を出し始めることを期待しつつ、ご一緒にこの困難な時期を乗り越えていきましょう。
　
よろしくお願いいたします。
　　
【問】飛騨市新型コロナウイルス対策本部
（危機管理課）電話0577-62-8902

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