[むさしの防災・安全メール] 防災・防犯 (No.2350981)

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息子や孫、親族を騙り、「財布や大切な書類、会社の現金が入った鞄を無くした」「一時立て替えてもらっているが用意できないか」などの電話は、全て詐欺です。
　息子を名乗る犯人は、「携帯電話を無くした」との嘘がバレないように、「携帯電話はロックしているので連絡しないで」と実際の息子の携帯電話に連絡させないよう工作をしています。

令和７年４月４日（金）午前１０時頃、吉祥寺東町の戸建住宅の固定電話に、息子を装い「大事な書類、携帯電話、小切手が入った鞄を無くした」「警察とJRに届け出て、連絡先を実家にしているから家に電話が掛かってきたら出て」などと電話が掛かって来たが、声の様子で息子からの電話だと信じてしまった。
　その後、「JR落とし物センター職員」「東京八重洲口みどりの窓口職員」を名乗る電話が次々とあり、『財布が見つかり東京駅のみどりの窓口で受領できる』などと言われた。

　さらに息子を名乗る者が、「午後からの契約でお金が必要。上司の〇〇さんがお金を工面してくれている。会社に知られたくないので集められないか」と言われ、「１２０万円なら用意できる」と伝えた。〇〇を名乗る者に電話を代わると「私の親族が立川からお宅に向かっている」「お金を分からないように何かに挟んでテープで巻いて袋に入れ、家の前の電柱に紙袋を置いてください」と言われ、被害者は、犯人の言うとおりに自宅前に現金を置いた。さらに、息子を名乗る者から「もう１００万円用意できないか」との電話により、被害者は、銀行で現金を引き出した上、犯人の言うとおりにお金を偽装し、自宅外の路上に出たところ、息子の部下〇〇を名乗る男に声を掛けられ、その場で現金を手渡してしまったもの。

　また、追加で用意可能な金額については、みどりの窓口職員を名乗る者が、遺失者の特定を理由として個人情報を聞き出し、その際に利用銀行口座や口座残高を話してしまったため、さらに追加で「もう１００万円用意できないか」と連絡をしています。

　突然掛かってきた電話に、個人情報に関する内容を答える必要はありません。
　息子を騙る電話が来て、様々な理由を伝えてきたら「それなら息子に確認します」とはっきり言ってすぐに電話を切ってください。
　犯人と話をしないことが、ダマされない秘訣です。
　不審な電話がきたら、すぐに電話を切って、武蔵野警察署に連絡をするか１１０番通報をお願いします。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110

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配信：安全対策課
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