[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.924607)

平成３０年０７月０７日１１時００分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、７日夜のはじめ頃から８日にかけて激しい雨が降り大雨となる見込みです。大雨による土砂災害に警戒し、河川の増水や低い土地の浸水に十分注意してください。

＜気象概況＞
　７日は、日本海中部の前線を伴った低気圧が発達しながら北東に進み、８
日にかけて北海道付近を通過する見込みです。
　北海道地方では、７月に入って断続的な大雨となっており、これまでの雨
量が既に月降水量の平年値の２倍程度となっている観測地点があります。

＜防災事項＞
　北海道地方では、７日夜のはじめ頃から８日にかけて日本海側南部や太平
洋側を中心に局地的に雷を伴い激しい雨が降り、大雨となるでしょう。
　これまでの長雨で増水している河川や地盤の緩んでいる所では、再び土砂
災害や洪水の危険度が高まる見込みです。
　大雨による土砂災害に警戒し、河川の増水や低い土地の浸水に十分注意し
てください。また、落雷、突風、ひょうにも注意してください。
　
＜雨の予想＞
　７日１２時から８日１２時までの１時間雨量の最大値
　　太平洋側、日本海側南部　　　　　　３０ミリ
　７日１２時から８日１２時までの２４時間雨量
　　太平洋側西部　　　　　　　　　　１２０ミリ
　　日本海側南部、太平洋側東部　　　１００ミリ
　　日本海側北部、オホーツク海側　　　８０ミリ
　８日１２時から９日１２時までの２４時間雨量
　　北海道地方の多いところ　　　およそ５０ミリ

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　次の北海道地方気象情報は、７日１６時頃に発表する予定です。