[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.909904)

平成３０年０６月２９日１６時０１分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、７月１日は局地的に雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる見込みです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近には、引き続き７月１日にかけて前線が停滞し、前線に向かっ
て暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となるでしょう。
　その後も、北海道地方は雨の降りやすい状態が続く見込みです。

＜防災事項＞
　日本海側南部と太平洋側では、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり
ます。引き続き３０日明け方まで、土砂災害に十分注意してください。
　北海道地方の雨は、３０日午前中は一旦小康状態となりますが、３０日午
後には再び局地的に雷を伴った強い雨が降り、７月１日は日本海側を中心に
局地的に激しい雨となって、総雨量も多くなる見込みです。
　断続的に降り続く雨により、地盤の緩んでいる所や河川の増水している所
では、土砂災害や洪水の危険度が高まりやすい状況が続きます。日本海側や
太平洋側西部では、７月１日は大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川
の増水に十分注意してください。
　また北海道地方では、３０日から７月１日にかけて、落雷や突風、ひょう
にも注意してください。

＜雨の予想＞
２９日１８時から３０日１８時までの２４時間雨量
　日本海側南部、太平洋側西部　　５０ミリ
３０日１８時から７月１日１８時までの２４時間雨量
　日本海側　　　　　　　　　　１００ミリから１５０ミリ
　太平洋側西部、オホーツク海側　５０ミリから１００ミリ

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意願います。

　次の北海道地方気象情報は、３０日５時頃に発表する予定です。