[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.803650)

平成２９年１２月２４日０５時００分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、２５日から２７日にかけて、風が非常に強く、海は大しけとなるでしょう。暴風、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に厳重に警戒し、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　２５日は、低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過するでしょう。
２６日から２７日にかけては、低気圧がオホーツク海でさらに発達するため
、北海道地方では強い冬型の気圧配置が続き、大荒れの天気となる見込みで
す。

＜防災事項＞
　北海道地方では、２５日は急速に発達する低気圧の接近に伴い、雨や湿っ
た雪を伴って風が急激に強まるでしょう。太平洋側を中心に雨が降り、雪解
けが進むため、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に、太平洋側東部で
は高潮による低い土地の浸水に注意してください。
　２５日は急速に発達する低気圧の通過に伴い、南よりの強い風が西または
北西の風に急変し雪を伴い非常に強く、２５日から２７日にかけて、強い寒
気が流れ込むため、猛ふぶきとなり、海は大しけとなる見込みです。暴風、
猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に厳重に警戒し、高波に警戒してくだ
さい。また、日本海側を中心に大雪による交通障害に注意してください。

＜風の予想＞
２５日の最大風速（最大瞬間風速）西または北西の風
　日本海側
　　海上２８メートル（４０メートル）
　　陸上２５メートル（３５メートル）
　太平洋側西部
　　海上２８メートル（４０メートル）
　　陸上２０メートル（３５メートル）
　太平洋側東部とオホーツク海側
　　海上２８メートル（４０メートル）
　　陸上１８メートル（３０メートル）
非常に強い風は、２７日にかけて続く見込みです。

＜波の予想＞
２５日の波の高さ
　日本海側と太平洋側西部　　　　７メートル
　太平洋側東部とオホーツク海側　６メートル
海の大しけは、２７日にかけて続く見込みです。
　
　今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、２４日１６時頃に発表する予定です。