北海道で配信されている安全・安心メールマガジン

平成２９年１２月１２日０５時０５分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、引き続き１３日にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　北海道付近は１２日から１３日にかけて強い冬型の気圧配置となり、気圧
の傾きが大きく、上空には真冬並みの寒気が流れ込む見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、１３日にかけて西または北西の風が雪を伴い非常に強く
なる見込みです。日本海側南部では引き続き１３日明け方まで、日本海側北
部では１２日夕方から１３日昼前まで、太平洋側東部やオホーツク海側の海
上では１３日未明から朝まで、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風
に警戒してください。
　また、日本海側南部や太平洋側、オホーツク海側の海は１３日にかけて大
しけとなる見込みです。高波に警戒してください。
　北海道地方では、１２日から１３日は、日本海側を中心に降雪量が多くな
りますので、大雪による交通障害やなだれに十分注意してください。また、
ふぶきや吹きだまりによる交通障害、強風や高波、落雷や突風、ひょうにも
十分な注意が必要です。

＜風の予想＞
１３日にかけての最大風速（最大瞬間風速）　西または北西の風
　太平洋側　　　　海上２５メートル（３５メートル）
　　　　　　　　　陸上１８メートル（３０メートル）
　オホーツク海側　海上２５メートル（３５メートル）
　　　　　　　　　陸上１６メートル（３０メートル）
　日本海側　　　　海上２３メートル（３５メートル）
　　　　　　　　　陸上２０メートル（３５メートル）
＜波の予想＞
１３日にかけての波の高さ
　日本海側南部、太平洋側、オホーツク海側　６メートル
　日本海側北部　　　　　　　　　　　　　　５メートル
太平洋側東部、オホーツク海側では１３日はうねりを伴う見込みです。

＜雪の予想＞
１２日６時から１３日６時までの降雪量
　日本海側　　　　５０センチ
　太平洋側　　　　２５センチ
　オホーツク海側　１５センチ
１３日はその後も日本海側やオホーツク海側を中心に降雪量が更に多くなる
見込みです。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報などに留意してく
ださい。
　次の北海道地方気象情報は１２日１６時頃に発表する予定です。