[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.796831)

平成２９年１２月１０日１６時２２分
札幌管区気象台発表

日本海側北部では、１１日明け方から昼過ぎにかけて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。

＜気象概況＞
　日本海の低気圧が１１日にかけて急速に発達しながら北東進し、１２日に
はオホーツク海に進む見込みです。１２日には北海道の上空約５０００メー
トルに、氷点下４０度以下の強い寒気が流れ込み、１３日にかけて強い冬型
の気圧配置となるでしょう。

＜防災事項＞
　日本海側北部では、１１日明け方から昼過ぎにかけて東の風が雪を伴い非
常に強く海はしけるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風
に警戒するとともに、日本海側では高波に十分注意してください。
　北海道地方は、１１日かけて大雪による交通障害やなだれ、電線着雪に注
意してください。
　また１２日から１３日にかけては冬型の気圧配置が強まるため、日本海側
を中心に大しけや大荒れの天気となり、大雪のおそれもあります。

＜風の予想＞
１１日の最大風速（最大瞬間風速）東の風
日本海側北部
　海上２３メートル（３５メートル）　陸上２０メートル（３５メートル）
日本海側南部、太平洋側西部
　海上１８メートル（３０メートル）　陸上１５メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
１１日の波の高さ
　日本海側北部　　　　　　　　４メートル
　日本海側南部、太平洋側西部　５メートル

＜雪の予想＞
１０日１８時から１１日１８時までの降雪量
　日本海側と太平洋側西部　４０センチ

　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報などに留意してくださ
い。
　次の、北海道地方気象情報は１１日５時頃発表する予定です。