北海道で配信されている安全・安心メールマガジン

平成２９年１１月２９日１５時５５分
札幌管区気象台発表

日本海側では、３０日昼前にかけて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。また、北海道地方では、引き続き３０日にかけて高波に注意してください。

＜気象概況＞
　前線を伴った低気圧が、サハリン付近を急速に発達しながら東に進んでお
り、２９日夜にはオホーツク海で更に発達する見込みです。２９日夜から３
０日にかけて北海道地方の上空には真冬並みの寒気が入るため、北海道付近
は強い冬型の気圧配置となるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方では、３０日にかけて西の風が海上で非常に強く、海はしける
でしょう。
　日本海側では西の風が強まっており、２９日夕方から雪の降り方も急速に
強まり、暴風雪となる見込みです。３０日昼前にかけて猛ふぶきや吹きだま
りによる交通障害、暴風に警戒してください。
　北海道地方では、３０日にかけて高波に、日本海側では大雪による交通障
害やなだれに注意してください。

＜風の予想＞
　２９日から３０日にかけての最大風速（最大瞬間風速）　西の風
　　日本海側
　　　海上　２０メートル（３０メートル）
　　　陸上　１８メートル（３０メートル）
　　太平洋側、オホーツク海側
　　　海上　２０メートル（３０メートル）
　　　陸上　１５メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
　２９日から３０日にかけての波の高さ
　　日本海側、オホーツク海側、太平洋側東部　５メートル
　　太平洋側西部　　　　　　　　　　　　　　４メートル

＜雪の予想＞
　２９日１８時から３０日１８時までの降雪量
　　日本海側　４０センチ

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報などに留意してく
ださい。

　次の北海道地方気象情報は、３０日５時頃発表する予定です。