北海道で配信されている安全・安心メールマガジン

平成２９年１１月１７日０４時５２分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、１８日から１９日にかけて急速に発達する低気圧の影響で荒れた天気となる見込みです。強風や高波に十分注意してください。

＜気象概況＞
　１８日は、低気圧が急速に発達しながら日本海を東北東に進み、夜までに
は北海道付近を通過するでしょう。１９日は、上空に真冬並みの寒気が入り
冬型の気圧配置となる見込みです。
　このため、北海道付近は気圧の傾きが大きくなり、１８日は南の風が非常
に強く、海はしけるでしょう。また、大気の状態が不安定となり太平洋側を
中心に雨が強まる見込みです。
　１９日は、日本海側を中心に降雪量が多くなるおそれがあります。また、
西または北西の風が強く海はしける見込みです。
　
＜防災事項＞
　北海道地方は、１８日から１９日にかけて強風や高波に十分注意し、落雷
や突風、ひょう、湿り雪による電線着雪に注意してください。
　また、１８日は太平洋側を中心に大雨による土砂災害や低い土地の浸水、
河川の増水に、１９日は日本海側を中心に大雪による交通障害やなだれにも
注意してください。

＜風の予想＞
１８日の最大風速（最大瞬間風速）
オホーツク海側、太平洋側東部　南のち西の風
　海上２３メートル（３５メートル）
　陸上１８メートル（３０メートル）
太平洋側西部、日本海側北部　南のち西の風
　海上２０メートル（３０メートル）
　陸上１６メートル（３０メートル）
日本海側南部　南のち西の風
　海上１８メートル（３０メートル）
　陸上１６メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
１８日の波の高さ
　太平洋側東部　５メートル
　日本海側、オホーツク海側、太平洋側西部　４メートル

　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報などに留意してくださ
い。

　次の北海道地方気象情報は、１７日１６時頃に発表の予定です。