北海道で配信されている安全・安心メールマガジン

平成２９年１０月２１日１６時４９分
帯広測候所発表

十勝地方では、２３日から２４日にかけて、台風第２１号の接近により暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。また、内陸を中心に大雪による交通障害に十分注意してください。

＜気象概況＞
　超大型で非常に強い台風第２１号は、２１日１５時には南大東島の南約４
００キロの北緯２２度２０分、東経１３２度００分にあって、１時間におよ
そ２０キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は９２５ヘクトパスカ
ル、中心付近の最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートルで中
心の南東側２８０キロ以内と北西側２２０キロ以内では風速２５メートル以
上の暴風となっています。
　台風第２１号は、２２日から２４日にかけて日本付近を北東に進むでしょ
う。

＜防災事項＞
　十勝地方では、２３日から２４日にかけて台風の接近により雨や風が強ま
り、大荒れの天気となるおそれがあります。
　風は非常に強く、海は大しけとなる見込みです。暴風やうねりを伴った高
波に警戒するとともに、越波による沿岸施設などへの被害に留意してくださ
い。
　また、台風の進路によっては、２３日から２４日にかけて寒気が流れ込み
、内陸を中心に重く湿った雪が降り、平地でも今季初めての積雪状態となり
、降雪量が多くなるおそれがあります。大雪による交通障害や農業施設への
被害、電線着雪に十分注意してください。
　
　今後、発表する防災気象情報に留意してください。
　また、台風の位置や進路については、気象庁ホームページ等の最新の台風
情報をご覧ください。

　次の十勝地方気象情報は２２日夕方に発表する予定です。