北海道で配信されている安全・安心メールマガジン

平成２９年１０月２０日１６時１０分
札幌管区気象台発表（訂正）

超大型で強い台風第２１号の影響で、２３日から２４日にかけて、太平洋側を中心に暴風や高波に警戒してください。また、太平洋側やオホーツク海側の内陸部を中心に大雪による交通障害に十分注意してください。

＜気象概況＞
　超大型で強い台風第２１号は、２０日１５時にはフィリピンの東の北緯１
９度４０分、東経１３０度０５分にあって、１時間におよそ１５キロの速さ
で北へ進んでいます。中心の気圧は９５０ヘクトパスカル、中心付近の最大
風速は４０メートル、最大瞬間風速は６０メートルで、中心から半径２２０
キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。
　台風第２１号は、２２日から２４日にかけて日本付近を北東に進むでしょ
う。

＜防災事項＞
　北海道地方では、２３日から２４日は台風の接近により雨や風が強まり、
大荒れの天気となるおそれがあります。
　太平洋側を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。暴
風や高波、沿岸施設への被害に警戒してください。
　また、台風の進路によっては、２３日から２４日にかけて寒気が流れ込み
、太平洋側やオホーツク海側の内陸部を中心に、重く湿った雪が降り、平地
でも降雪量が多くなるおそれがあります。大雪による交通障害や農業施設へ
の被害、電線着雪や停電に十分注意してください。

　今後、地元気象台・測候所の発表する防災気象情報に留意してください。
　また、台風の位置や進路については、気象庁ホームページ等の最新の台風
情報をご覧ください。

　次の北海道地方気象情報は２１日１６時頃に発表する予定です。

※訂正箇所：見出しの台風の大きさを超大型に訂正しました。