[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.744879)

平成２９年０９月２０日０４時５８分
札幌管区気象台発表

日本海側と太平洋側では、２１日にかけて大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。北海道地方では、２１日にかけて竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近は、２０日は気圧の谷の中となり、２０日夜から２１日にかけ
ては低気圧が北海道付近を通過する見込みです。また、上空には寒気が入る
ため、２１日にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方では、雨の降り方が弱まっていますが、これまでの大雨により
地盤が緩んでいる所や増水している河川があります。少しの雨でも土砂災害
や洪水の危険度が高まるおそれがあります。
　また、２０日夜から２１日にかけて、低気圧が通過する影響で雷を伴い激
しい雨の降る所があるでしょう。大雨による土砂災害に十分注意するととも
に、低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。
　北海道地方では、２１日にかけて竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに
注意してください。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど
、安全の確保に努めてください。

＜雨の予想＞
２０日６時から２１日６時までの１時間雨量の最大値
　日本海側南部、太平洋側西部　３０ミリ
２０日６時から２１日６時までの２４時間雨量
　日本海側南部、太平洋側西部　８０ミリ
　日本海側北部　　　　　　　　６０ミリ

　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報などに
留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、２０日１６時頃に発表する予定です。