北海道で配信されている安全・安心メールマガジン

平成２９年０９月０１日１１時０３分
札幌管区気象台発表

大型で強い台風第１５号の接近により、３日は、太平洋側とオホーツク海側の海はうねりを伴い大しけで、太平洋側は大雨となるでしょう。高波、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に警戒してください。

＜気象概況＞
　大型で強い台風第１５号は、１日９時には父島の北西約３０キロの北緯２
７度２０分、東経１４２度００分にあって、ほとんど停滞しています。中心
の気圧は９５５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートル、最大
瞬間風速は６０メートルで、中心から半径１７０キロ以内では風速２５メー
トル以上の暴風となっています。
　台風第１５号は、３日から４日にかけて北海道に最も近づく見込みです。

＜防災事項＞
　太平洋側では、引き続き２日にかけて台風からのうねりによって、海はし
けるでしょう。３日は台風の接近に伴って波が更に高くなり、太平洋側とオ
ホーツク海側で大しけとなる見込みです。越波による海岸付近の施設への被
害や高波に警戒してください。
　また、太平洋側東部やオホーツク海側を中心に、３日には雨や風が強まり
、大雨や大荒れの天気となるおそれがあります。大雨による低い土地の浸水
や土砂災害、河川の増水に警戒し、強風に十分注意してください。なお、台
風の進路によっては、高潮のおそれもあります。

＜波の予想＞
　１日から２日にかけての波の高さ
　　太平洋側　　４メートル　うねりを伴う
　３日は、更に高くなり太平洋側とオホーツク海側は大しけの見込みです。

　引き続き、地元気象台・測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。また、台風の位置や進路については、気象庁ホームページ等の最新の台
風情報をご覧ください。

　次の北海道地方気象情報は１日１６時頃に発表する予定です。