[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.694674)

平成２９年０７月２１日０５時００分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、２１日夜遅くから２２日朝にかけて、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に警戒してください。また２１日昼前から２２日にかけて竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　サハリン南部から沿海州付近に前線が停滞しており、２２日にかけて北海
道付近に南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流入する
ため、北海道付近では、２１日昼前から２２日にかけて大気の状態が非常に
不安定となるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方では、２１日夜遅くから２２日朝にかけて日本海側と太平洋側
西部を中心に局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。日本海側では大雨
による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に警戒してください。
　また、２１日昼前から２２日にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、降
ひょうのおそれがあります。屋外の活動や農作物の管理などに注意してくだ
さい。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動す
るなど、安全の確保に努めてください。

＜雨の予想＞
　２１日６時から２２日６時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側と太平洋側西部　５０ミリ
　　オホーツク海側北部　　　４０ミリ
　２１日６時から２２日６時までの２４時間雨量
　　日本海側　　　　　　　　　　　　１２０ミリ
　　太平洋側西部とオホーツク海側北部　８０ミリ

　今後、地元気象台や測候所の発表する気象情報や竜巻注意情報などに留意
してください。

　次の北海道地方気象情報は、２１日１６時頃に発表する予定です。