[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.583737)

平成２９年０１月１１日０５時００分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、引き続き１２日にかけて強い冬型の気圧配置となるでしょう。日本海側では、１１日夜のはじめ頃から１２日昼前にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。

＜気象概況＞
　北海道地方は、引き続き１５日頃にかけて冬型の気圧配置が続くでしょう
。特に１１日から１２日は、千島近海へ進んだ低気圧が発達しながらサハリ
ン付近に進み、北海道の上空約５０００メートルには、平年よりおよそ８度
低い氷点下４２度以下の強い寒気が流入し、北海道付近は冬型の気圧配置が
強まるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方は、日本海側を中心に１１日夜のはじめ頃から１２日昼前にか
けて、西の風が雪を伴い非常に強く、海はしけるでしょう。猛ふぶきや吹き
だまりによる交通障害、暴風に警戒してください。また、引き続き１２日に
かけて、高波、大雪による交通障害やなだれにも十分注意してください。
　なお、１３日以降も冬型の気圧配置が続くため、日本海側を中心に雪が降
り続き大雪となる地域がある見込みです。

＜風の予想＞
１２日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側北部　西の風
　　陸上　１６メートル（３０メートル）
　　海上　１８メートル（３０メートル）
　日本海側南部　西の風
　　陸上　２０メートル（３５メートル）
　　海上　２０メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
１２日にかけての波の高さ
　日本海側、太平洋側西部　５メートル
　太平洋側東部、オホーツク海側　３メートル
　太平洋側ではうねりを伴う

＜雪の予想＞
１１日６時から１２日６時までの降雪量
　日本海側南部　５０センチ
　日本海側北部　４０センチ
　その後も１３日にかけて日本海側を中心に雪が降り続く見込みです。
　
　引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　次の「北海道地方気象情報」は、１１日１６時頃に発表する予定です。