[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.583552)

平成２９年０１月１０日１６時１６分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、１１日から１２日にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。日本海側では、１１日未明から１２日にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。

＜気象概況＞
　北海道地方は、引き続き１５日ころにかけて冬型の気圧配置が続くでしょ
う。特に１１日から１２日は、千島近海へ進んだ低気圧が発達しながらサハ
リン付近に進み、北海道の上空５０００メートル付近には、平年よりおよそ
８度低い氷点下４２度以下の強い寒気が流入する見込みです。このため、北
海道付近では、冬型の気圧配置が強まるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方は、日本海側を中心に１０日から１２日にかけて、西の風が雪
を伴い強く、海はしけるでしょう。特に１１日未明から１２日は、猛ふぶき
や吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒し、高波や大雪による交通障害に
も十分注意してください。
　また、１３日以降も冬型の気圧配置が続くため、日本海側を中心に雪が降
り続き大雪となる地域がある見込みです。

＜風の予想＞
１０日から１１日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側　西の風
　　陸上　１８メートル（３０メートル）
　　海上　１８メートル（３０メートル）
１２日は更に強まる見込みです。

＜波の予想＞
１０日から１１日にかけての波の高さ
　日本海側南部、太平洋側西部　５メートル
　日本海側北部、太平洋側東部　４メートル
　　太平洋側ではうねりを伴う
１２日も、しけの状態が続く見込みです。

＜雪の予想＞
１０日１８時から１１日１８時までの降雪量
　日本海側　４０センチ
１２日にかけても降雪が続く見込みです。
　
　引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　この情報は「暴風雪に関する北海道地方気象情報　第２号」を引き継ぐも
のです。
　次の「北海道地方気象情報」は、１１日５時頃に発表する予定です。