[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.576022)

平成２８年１２月２２日０５時００分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、２３日未明から２４日にかけて、発達する低気圧の影響で大荒れの天気となる見込みです。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　発達中の低気圧が２３日朝には日本海北部に進み、２３日夜には北海道の
南海上へ達するでしょう。一方、別の発達中の低気圧が２３日朝に北海道の
南東海上に進み、２３日夜には千島近海へ達して、２４日にかけて更に発達
する見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方は２３日未明から２４日にかけて、北または北東の風が雪を伴
い非常に強く、海は大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまり、大雪
による交通障害、暴風、高波に警戒してください。
　また、湿り雪による電線着雪、雪の多い傾斜地でのなだれにも注意してく
ださい。風向の急変や風の急激な強まりにも留意が必要です。
　なお、太平洋側西部では、大雨による土砂災害にも十分注意してください
。
　
＜風の予想＞２３日の最大風速（最大瞬間風速）　北または北東の風
　日本海側とオホーツク海側　
　海上２５メートル（３５メートル）　陸上２０メートル（３５メートル）
　太平洋側
　海上２５メートル（３５メートル）　陸上１４メートル（２５メートル）
　
＜波の予想＞２３日の波の高さ
　北海道地方　６メートル

＜雪の予想＞２２日６時から２３日６時までの降雪量
　日本海側とオホーツク海側　６０センチ
　太平洋側　　　　　　　　　５０センチ
　その後も降雪量は更に多くなる見込みです。

　引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してくださ
い。
　
　次の「北海道地方気象情報」は、２２日１６時頃に発表する予定です。