[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.558744)

平成２８年１１月１４日０４時４５分
札幌管区気象台発表

日本海側北部の陸上では、１４日夜遅くから１５日明け方にかけて、暴風に警戒してください。また、１４日夜遅くから１５日昼前にかけて、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょう、急な強い雨に注意してください。

＜気象概況＞
　１４日夜には日本海北部から前線を伴った低気圧が発達しながら近づき、
伴う寒冷前線が１５日昼前にかけて北海道付近を通過する見込みです。この
ため気圧の傾きが次第に大きくなり、大気の状態も非常に不安定となるでし
ょう。

＜防災事項＞
　日本海側北部の陸上では、１４日夜遅くから南の風が急激に強まって、１
５日明け方にかけて強く吹くでしょう。暴風に警戒してください。また、日
本海側では、１４日夜遅くから１５日朝にかけて、大雨による低い土地の浸
水に注意してください。
　北海道地方では、１４日夜遅くから１５日昼前にかけて、竜巻などの激し
い突風、落雷、ひょうに注意してください。また、農作物の管理や屋外での
活動などにも注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

＜風の予想＞１４日から１５日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側北部　南の風　
　　海上１８メートル（３０メートル）
　　陸上１８メートル（３０メートル）
　　
＜雨の予想＞
　１４日６時から１５日６時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側　３０ミリ
　１４日６時から１５日６時までの２４時間雨量
　　日本海側　５０ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報などに
留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、１４日１６時頃に発表する予定です。