[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.556438)

平成２８年１１月０８日１６時２２分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、急速に発達する低気圧や冬型の気圧配置の影響で、９日未明から１０日にかけて大荒れの天気となる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　日本海北部に前線を伴った低気圧があって、８日は急速に発達しながら北
海道に近づき９日未明には宗谷海峡付近を通過する見込みです。９日は低気
圧がオホーツク海で更に発達するでしょう。その後は上空に強い寒気が入り
、９日から１０日にかけて北海道付近は冬型の気圧配置が強まり大荒れの天
気となる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方は、引き続き雪や雨が降り、９日朝にかけて雷を伴う所がある
でしょう。８日夕方から９日未明にかけては前線の通過により南の風が西の
風に変わり急激に強まる見込みです。
　９日は冬型の気圧配置が強まり、１０日にかけて西または北西の風が非常
に強く、日本海側では雪を伴い猛ふぶきとなる所があるでしょう。また、海
は大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や
高波に警戒してください。また、大雪による交通障害、湿り雪による電線や
樹木等の着雪にも注意してください。

＜風の予想＞
９日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側北部　西または北西の風
　海上２５メートル（３５メートル）　陸上２０メートル（３５メートル）
　オホーツク海側　南のち西の風
　海上２３メートル（３５メートル）　陸上１５メートル（３０メートル）
　その他の地域　南のち西の風
　海上２０メートル（３０メートル）　陸上１８メートル（３０メートル）
その後、１０日にかけても海上を中心に風の非常に強い状態が続く見込みで
す。

＜波の予想＞
９日にかけての波の高さ
　日本海側北部　６メートル
　その他の海域　５メートル
その後、オホーツク海側や太平洋側東部では１０日にかけて大しけとなる見
込みです。

＜雪の予想＞
８日１８時から９日１８時までの降雪量
　日本海側　　　　３０センチ
　オホーツク海側　２０センチ　　

　引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報などに留意してく
ださい。
　
　次の北海道地方気象情報は、９日５時頃に発表する予定です。