[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.547679)

平成２８年１０月１９日１５時５０分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、２０日未明から昼過ぎにかけて、竜巻などの激しい突風、落雷やひょう、急な強い雨に注意してください。また、２１日はオホーツク海側や太平洋側東部では高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　北海道付近は、２０日は前線を伴った低気圧が通過する影響で、大気の状
態が非常に不安定となるでしょう。また、２１日にかけて、低気圧が急速に
発達しながらオホーツク海へ進み、気圧の傾きが大きくなるため、海上を中
心に風が非常に強く、海は大しけとなる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、２０日未明から昼過ぎにかけて、落雷や突風、ひょうに
注意してください。
　日本海側と太平洋側西部では、竜巻などの激しい突風に注意するとともに
、農作物の管理や屋外での活動などにも注意してください。発達した積乱雲
の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に
努めてください。
　また、北海道地方では、２０日から２１日にかけて、西または北西の風が
海上を中心に非常に強くなり、オホーツク海側や太平洋側東部の海は大しけ
となる見込みです。高波に警戒するとともに、強風にも十分注意してくださ
い。

　なお、６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩
んでいる所があります。土砂災害に注意してください。

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報などに
留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、２０日５時頃に発表する予定です。