[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.527883)

平成２８年０９月１６日１６時００分
札幌管区気象台発表

日本海側北部では、１７日朝にかけて大雨による低い土地の浸水、土砂災害に警戒するとともに、河川の増水に注意してください。また、北海道地方では、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　前線を伴った低気圧が、１６日夜から１７日にかけて日本海北部から千島
近海に進み、前線が１７日にかけて北海道を通過する見込みです。このため
、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

＜防災事項＞
　日本海側北部では、１７日朝にかけて雷を伴い局地的に非常に激しい雨が
降る見込みです。低い土地の浸水や土砂災害に警戒するとともに、河川の増
水に注意してください。
　日本海側南部とオホーツク海側では、１７日昼前にかけて雷を伴った激し
い雨の降る所があるでしょう。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注
意してください。
　また、北海道地方では、竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうのおそれ
もありますので農作物の管理や屋外での活動に注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど安全の確保に努めてください。

　これまでの台風等による大雨で被災した地域では、地盤の緩んでいる所や
増水している河川があります。今回の雨で土砂災害や洪水の危険度が再び高
まるおそれがありますので、屋外での作業等には十分注意してください。

　６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩んでい
る所があります。土砂災害に注意してください。

＜雨の予想＞
　１６日１８時から１７日１８時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側北部　　　　　　　　　　６０ミリ
　　日本海側南部・オホーツク海側　　３０ミリ
　１６日１８時から１７日１８時までの２４時間雨量　
　　日本海側北部　　　　　　　　　１００ミリ
　　日本海側南部・オホーツク海側　　８０ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。
　
　引き続き地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報に留
意してください。

　次の北海道地方気象情報は、１７日５時頃に発表する予定です。