[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.527585)

平成２８年０９月１６日０４時５５分
札幌管区気象台発表

日本海側北部とオホーツク海側では、１６日夕方から１７日昼前にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。竜巻などの激しい突風にも注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近は、１６日は気圧の谷の中で、夜には日本海北部に低気圧が発
生し、１７日にかけて低気圧からのびる前線が北海道を通過するため、大気
の状態が非常に不安定となる見込みです。

＜防災事項＞
　日本海側北部とオホーツク海側では、１６日夕方から１７日昼前にかけて
、雷を伴い局地的に激しい雨が降り大雨となる見込みです。低い土地の浸水
や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。
　また、日本海側北部では竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうのおそれ
もありますので農作物の管理や屋外での活動に注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど安全の確保に努めてください。　

　これまでの台風等による大雨で被災した地域では、地盤の緩んでいる所や
増水している河川があります。今回の雨で土砂災害や洪水の危険度が再び高
まるおそれがありますので、屋外での作業等には十分注意してください。

　６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩んでい
る所があります。土砂災害に注意してください。

＜雨の予想＞
　１６日６時から１７日６時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側北部　　　４０ミリ
　　オホーツク海側　　３０ミリ
　１６日６時から１７日６時までの２４時間雨量　
　　日本海側北部　　１００ミリ
　　オホーツク海側　　７０ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。
　
　引き続き地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報に留
意してください。

　次の北海道地方気象情報は、１６日１６時頃に発表する予定です。