[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.506676)

平成２８年０８月１９日１６時０７分
札幌管区気象台発表

北海道地方は２０日は大雨による低い土地の浸水や土砂災害に警戒するとともに、竜巻などの激しい突風、河川の増水に注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近には、引き続き２１日にかけて前線が停滞する見込みです。ま
た、２０日は暖かく湿った空気が流入するため、前線の活動が活発になり、
２１日は熱帯低気圧の接近により前線の活動はさらに活発となるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方は２０日未明から雷を伴い激しい雨が降り、２０日朝から非常
に激しい雨となる所がある見込みです。大雨による低い土地の浸水や土砂災
害に警戒するとともに河川の増水にも十分注意してください。
　また、２１日にかけても、活発な前線や熱帯低気圧の影響で雨が降り続き
、雨量が更に増える見込みです。
　２０日は、竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうのおそれもありますの
で、農作物の管理や屋外の活動などに注意が必要です。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

　６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩んでい
る所があります。土砂災害に注意してください。

＜雨の予想＞
１９日１８時から２０日１８時までの１時間雨量の最大値
　日本海側　　　　　　　　　５０ミリ
　太平洋側、オホーツク海側　４０ミリ
１９日１８時から２０日１８時までの２４時間雨量
　日本海側　　　　　　　　　１５０ミリ
　太平洋側、オホーツク海側　１００ミリ
２０日１８時から２１日１８時までの２４時間雨量
　北海道地方の多い所　　　２００から３００ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　この情報は、「大雨に関する北海道地方気象情報　第４号」を引き継ぐも
のです。引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意
情報に留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、２０日５時頃に発表する予定です。