[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.492067)

平成２８年０７月２７日１１時００分
札幌管区気象台発表

太平洋側西部と日本海側南部では大雨による土砂災害に警戒してください。北海道地方では、引き続き２９日にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　北海道地方は、２７日は日本海から前線を伴った低気圧が接近し、２９日
にかけて北海道付近を通過する見込みです。このため、低気圧や前線に向か
って暖かく湿った空気が流入し、大気の状態が不安定となるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方では、引き続き２９日にかけて、断続的に激しい雨が降り大雨
となるでしょう。太平洋側西部と日本海側南部では、２７日夜のはじめ頃か
ら２８日にかけて土砂災害に警戒してください。
　北海道地方では、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落
雷や突風、ひょうに注意してください。

　なお、６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩
んでいる所があります。土砂災害に注意してください。

＜雨の予想＞
２７日１２時から２８日１２時までの１時間雨量の最大値
　太平洋側西部と日本海側　４０ミリ
　太平洋側東部　　　　　　３０ミリ
２７日１２時から２８日１２時までの２４時間雨量
　太平洋側西部　　　　　　　　２００ミリ
　日本海側南部　　　　　　　　１５０ミリ
　日本海側北部と太平洋側東部　１００ミリ
　
　前線を伴った低気圧の動きが遅いため、２９日にかけて更に雨量が多くな
る見込みです。

＜雨の実況＞
降り始め（２６日１５時）から２７日１０時までの雨量
（アメダスによる速報値）
胆振地方　登別市カルルス　８８．０ミリ
石狩地方　千歳市支笏湖畔　６７．５ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　次の北海道地方気象情報は２７日１６時頃に発表する予定です。