[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.478456)

平成２８年０７月０２日０５時０３分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、２日昼過ぎから雷を伴った激しい雨が降り、３日にかけて大雨となる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら東北東に進み、２日夜には北
海道の西海上に達し、３日にかけて北海道付近を通過してオホーツク海に進
む見込みです。低気圧や前線の接近、通過に伴い、北海道地方には暖かく湿
った空気が流入するため、大気の状態が不安定となる見込みです。

＜防災事項＞
　太平洋側西部や日本海側南部では２日昼過ぎから夜遅くにかけて、太平洋
側東部や日本海側北部では２日夜から３日昼前にかけて、雷を伴った激しい
雨が降り、太平洋側西部と日本海側南部を中心に、大雨となる見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してく
ださい。

　なお、６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩
んでいる所があります。土砂災害に十分注意してください。

＜雨の予想＞
２日６時から３日６時までの１時間雨量の最大値
　太平洋側と日本海側　４０ミリ
２日６時から３日６時までの２４時間雨量
　太平洋側西部　　　　　　　　１５０ミリ
　日本海側南部　　　　　　　　１００ミリ
　太平洋側東部と日本海側北部　　８０ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　次の北海道地方気象情報は２日１６時頃に発表する予定です。