[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.470640)

平成２８年０６月２１日０５時１０分
札幌管区気象台発表

北海道地方の大雨のピークは過ぎましたが、太平洋側と日本海側南部では、引き続き２１日昼前にかけて、土砂災害や河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　北海道地方は、２１日は三陸沖を北へ進む低気圧に向かって暖かく湿った
空気が流れ込むため、大気の不安定な状態が続くでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方の大雨のピークは過ぎましたが、１９日夜からの雨量が１３０
ミリに達する大雨となっている所があります。太平洋側と日本海南部では、
引き続き２１日昼前にかけて、土砂災害や河川の増水、落雷や突風、ひょう
に注意してください。

　なお、６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩
んでいる所があります。土砂災害に十分注意してください。

＜雨の実況＞（アメダスによる速報値）
１９日１８時から２１日４時までの１時間雨量の最大値
　日高地方　　浦河町中杵臼　　　　３８．０ミリ（２０日２３時４９分）
　胆振地方　　白老町高砂町　　　　３３．０ミリ（２０日０３時２５分）
１９日１８時から２１日４時までの雨量
　日高地方　　えりも町目黒　　　１３２．０ミリ
　日高地方　　浦河町中杵臼　　　１２７．５ミリ
　石狩地方　　千歳市支笏湖畔　　１００．５ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　これで「北海道地方気象情報」は終了します。