[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.449109)

平成２８年０４月２９日１６時００分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、３０日にかけて北のち北西の風がともに非常に強く、３０日は海は大しけとなるでしょう。高波に警戒してください。また、ふぶきによる交通障害にも注意してください。

＜気象概況＞
　発達中の低気圧が釧路の南東海上を北東に進んでおり、３０日朝には千島
近海に達して動きが遅くなる見込みです。
　低気圧の接近、通過に伴い、太平洋側東部とオホーツク海側の海上では、
３０日にかけて北のち北西の風がともに非常に強く、海は大しけとなるでし
ょう。

＜防災事項＞
　太平洋側東部とオホーツク海側では、３０日昼前から夜遅くにかけて、高
波に警戒してください。また、北海道地方では３０日にかけて、強風や高波
、ふぶきによる交通障害、湿り雪による電線着雪、高潮による低い土地の浸
水にも注意してください。
　なお、北海道地方は３０日にかけて、広い範囲で雪が降り、オホーツク海
側を中心に平地でも積雪状態となる所がある見込みです。積雪や路面の凍結
にも注意が必要です。

＜波の予想＞　
２９日夕方から３０日にかけての波の高さ
　　太平洋側東部とオホーツク海側　６メートル
　　太平洋側西部　　　　　　　　　４メートル
　　その他の海域　　　　　　　　　３メートル

＜風の予想＞
２９日夕方から３０日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側東部とオホーツク海側　北のち北西の風
　　海上２３メートル（３５メートル）
　　陸上１６メートル（３０メートル）
　その他の地域　北または北東　のち　北西の風
　　海上１８メートル（３０メートル）
　　陸上１５メートル（３０メートル）
　ピークはともに３０日朝から昼過ぎ
　　　
＜雪の予想＞
２９日１８時から３０日１８時までの降雪量
　オホーツク海側、太平洋側東部の峠や山間部　　２５センチ
　日本海側北部の峠や山間部　　　　　　　　　　１５センチ
　
　引き続き、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。

　この情報は、「高波と風雪及び大雪に関する北海道地方気象情報　第４号
」を引き継ぐものです。
　次の北海道地方気象情報は、３０日１１時頃に発表する予定です。