[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.448546)

平成２８年０４月２８日１５時５９分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、２９日から３０日にかけて、北または北東の風が非常に強くなり、３０日は、海は大しけとなるでしょう。高波に警戒してください。また、ふぶきや大雪による交通障害にも注意してください。

＜気象概況＞
　関東の南に低気圧があって、２９日朝にかけて急速に発達して三陸沖へ進
み、３０日朝には千島近海へ達する見込みです。低気圧の接近に伴い、２８
日夜から次第に風が強まり、北または北東の風が２９日は太平洋側の海上で
非常に強くなり、３０日はオホーツク海側でも非常に強くなるでしょう。

＜防災事項＞
　太平洋側東部やオホーツク海側では、３０日は高波に警戒してください。
また、２９日から３０日にかけて、強風や高波、ふぶきや大雪による交通障
害、湿り雪による電線着雪、高潮による低い土地の浸水にも注意してくださ
い。
　なお、北海道地方は２９日から３０日にかけて、広い範囲で雪が降り、オ
ホーツク海側を中心に平地でも積雪状態となる所がある見込みです。積雪や
路面の凍結にも注意が必要です。

＜波の予想＞
２９日の波の高さ
　太平洋側東部　　　５メートル
　太平洋側西部　　　４メートル
なお、３０日は太平洋側東部、オホーツク海側で大しけとなる見込みです。

＜風の予想＞
２９日の最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側　北または北東の風
　　海上２０メートル（３０メートル）
　　陸上１６メートル（３０メートル）
　その他の地域　北または北東の風
　　海上１８メートル（３０メートル）
　　陸上１５メートル（３０メートル）
なお、３０日はオホーツク海側や太平洋側東部の海上で、風が非常に強くな
る見込みです。
　　　
＜雪の予想＞
２８日１８時から２９日１８時までの降雪量
　オホーツク海側　　　　　　　　　　　４０センチ
　太平洋側東部の峠や山間部　　　　　　４０センチ
　日本海側、太平洋側西部の峠や山間部　２０センチ
その後、３０日にかけても雪が降り続き、オホーツク海側や太平洋側東部で
は、さらに降雪量が多くなる見込みです。
　
　引き続き、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、２９日５時頃に発表する予定です。