[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.386725)

平成２７年１２月０１日１５時３５分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、３日は前線の通過により太平洋側を中心に大雨となるでしょう。大雨や融雪による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。

＜気象概況＞
　３日は、低気圧が発達しながら沿海州を北東に進み、伴う前線が北海道付
近を通過する見込みです。前線に向かって南から暖かく湿った空気が入り、
大気の状態が不安定となるでしょう。
　
＜防災事項＞
　北海道地方では、３日は太平洋側を中心に大雨となる見込みです。気温が
高く融雪も加わるため、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、積雪の多
い傾斜地でのなだれに注意してください。
　また、南東の風が太平洋側の海上で非常に強く、海はしけるでしょう。強
風や高波にも注意してください。
　なお、４日には冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に西の風が強まり
雪を伴う見込みで、ふぶきや吹きだまりによる交通障害に注意が必要となる
でしょう。

　今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してください。

　次の「北海道地方気象情報」は、２日１６時頃に発表する予定です。