[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.332909)

平成２７年０８月１０日１１時００分
札幌管区気象台発表

太平洋側東部は、１０日夜のはじめ頃まで大雨による低い土地の浸水に警戒してください。北海道地方は、１２日にかけて低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意が必要です。

＜気象概況＞
　北海道地方では、引き続き１２日にかけて前線が停滞し、南から暖かく湿
った空気が流入するとともに、上空に寒気が入るため、大気の非常に不安定
な状態が続く見込みです。

＜防災事項＞
　太平洋側東部では、引き続き１０日夜のはじめ頃にかけて、雷や突風を伴
い非常に激しい雨の降る所があるでしょう。大雨による低い土地の浸水に警
戒してください。
　北海道地方では、１２日にかけて断続的に雷を伴った激しい雨が降る見込
みです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意してくだ
さい。
　また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。農作物
の管理や屋外の活動などに注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

＜雨の予想＞
１０日１２時から１１日１２時までの１時間雨量の最大値
　太平洋側東部　　　　　　　５０ミリ
　その他北海道地方の多い所　４０ミリ
１０日１２時から１１日１２時までの２４時間雨量
　太平洋側東部　　　　　　１５０ミリ
　その他北海道地方の多い所　８０ミリ

　なお、１１日から１２日にかけては、上空の寒気が強まるため、雨の降り
方が更に強まる可能性があります。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報に
留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、１０日１６時頃に発表の予定です。