[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.312856)

平成２７年０７月１３日２１時５７分
札幌管区気象台発表

日本海側北部では、１４日明け方にかけて河川のはん濫に警戒してください。また、北海道地方では、引き続き１４日昼前にかけて大雨による低い土地の浸水や土砂災害にも注意してください。

＜気象概況＞
　台風第９号から変わった低気圧が沿海州付近にあって、北東へ進んでいま
す。この低気圧から宗谷海峡付近にのびる前線に向かって南から暖かく湿っ
た空気が流れ込み、北海道付近は大気の状態が不安定となっています。
　このため、北海道地方では、引き続き１４日昼前にかけて局地的に激しい
雨が降る見込みです。

＜防災事項＞
　日本海側北部では、降り始め（１２日２３時）からの雨量が多くなってお
り、１４日明け方にかけて河川のはん濫に警戒してください。また、大雨に
よる土砂災害にも注意してください。
　北海道地方では、引き続き１４日昼前にかけて大雨による低い土地の浸水
や土砂災害、落雷、突風、ひょうに、１４日夕方にかけて河川の増水に注意
してください。
　
＜雨の予想＞
　１３日２１時から１４日１２時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側と太平洋側西部　　　　　４０ミリ
　　太平洋側東部とオホーツク海側　　３０ミリ

　１３日２１時から１４日２１時までの２４時間雨量
　　日本海側南部と太平洋側西部　　１００ミリ
　　日本海側北部　　　　　　　　　　８０ミリ

＜雨の実況＞（アメダスによる速報値）
　降り始め（１２日２３時）から１３日２１時までの雨量
　　宗谷地方　猿払村浜鬼志別　１２６．５ミリ
　　　　　　　利尻町沓形　　　１０８．０ミリ
　　　　　　　礼文町香深　　　１０３．０ミリ

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。
　次の北海道地方気象情報は、１４日５時頃に発表する予定です。