[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.239416)

平成２７年０２月０２日０５時００分
札幌管区気象台発表

太平洋側東部とオホーツク海側は、３日明け方にかけて雪を伴った非常に強い風が続き、オホーツク海側の海は大しけ。太平洋側東部では２日昼前まで大雪の見込み。大雪や見通しのきかない猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　発達した低気圧が千島近海にあって、ほとんど停滞しています。この低気
圧の動きが遅いため、北海道付近は３日にかけて強い冬型の気圧配置が続く
でしょう。

＜防災事項＞
　太平洋側東部とオホーツク海側は引き続き３日明け方にかけて、非常に強
い風が吹き、オホーツク海側の海は大しけでしょう。
　太平洋側東部では２日昼前まで大雪の見込みです。
　大雪や見通しのきかない猛ふぶき、吹きだまりにより車の運転が困難にな
るなどの交通障害、暴風、高波に警戒してください。
　また、北海道地方では長時間雪が降り続き、平年より積雪が多くなってい
る所があります。引き続き大雪には十分な注意が必要です。
　なお、オホーツク海や根室海峡、太平洋では流氷の動きが激しくなります
ので注意してください。

＜風の予想＞
２日朝から３日明け方にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側東部　北西の風
　　海上２３メートル（３５メートル）
　　陸上２０メートル（３５メートル）
　オホーツク海側　北西の風
　　海上２３メートル（３５メートル）
　　陸上１８メートル（３０メートル）
　日本海側　北または北西の風
　　海上２０メートル（３０メートル）
　　陸上１８メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
２日朝から３日明け方にかけての波の高さ
　オホーツク海側　　　　　　　　６メートル
　太平洋側東部、日本海側　　　　５メートル

＜雪の予想＞
２日６時から３日６時までの降雪量
　太平洋側東部の多い所　　　６０センチ
　オホーツク海側の多い所　　５０センチ　
　日本海側の多い所　　　　　３０センチ

＜風の実況＞（アメダスによる速報値　単位：メートル）
１月３１日１５時から２月２日４時までの最大風速
　釧路地方　弟子屈　　　　北北西　２１．６（１日０７時０３分）
　根室地方　根室市弥栄町　北西　　１９．８（１日１１時１３分）
　網走地方　北見市常呂町　北西　　１６．１（１日２１時５２分）
１月３１日１５時から２月２日４時までの最大瞬間風速
　釧路地方　弟子屈　　　　北北西　３０．３（２日０３時１３分）
　根室地方　根室市弥栄町　北北西　３０．１（１日０１時１３分）
　網走地方　北見市常呂町　北西　　２４．０（１日１４時４７分）

＜雪の実況＞（アメダスによる速報値）
１月３１日１２時から２月２日４時までの降雪量
　根室地方　羅臼　　　　　　８５センチ
　網走地方　斜里町宇登呂　　４９センチ
　紋別地方　遠軽町遠軽　　　３６センチ
　北見地方　北見市高栄東町　３５センチ

　引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してくださ
い。
　次の「北海道地方気象情報」は、２日１６時頃に発表する予定です。