[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.234923)

平成２７年０１月２２日１５時４０分
札幌管区気象台発表

オホーツク海側と太平洋側東部では、２３日昼過ぎから２４日にかけて雪を伴った非常に強い風が吹き海は大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波や高潮に警戒してください。

＜気象概況＞
　本州の南の低気圧が、急速に発達しながら北東へ進み、２３日は北海道の
南東海上を通過して、夜には千島近海に達する見込みです。北海道付近は、
その後２４日にかけて強い冬型の気圧配置となるでしょう。

＜防災事項＞
　２３日昼過ぎから２４日にかけて、オホーツク海側と太平洋側東部では、
雪を伴った風が非常に強く、海は大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹き
だまりによる交通障害、高波に警戒してください。
　また、根室地方では２３日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、高潮による
低い土地の浸水に厳重に警戒してください。
　なお、オホーツク海と根室海峡では、流氷の動きが激しくなりますので、
注意してください。

＜風の予想＞
２３日の最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側東部　北または北西の風
　　海上２３メートル（３５メートル）
　　陸上２０メートル（３５メートル）
　オホーツク海側　北または北西の風
　　海上２０メートル（３０メートル）
　　陸上１８メートル（３０メートル）
非常に強い風は２４日にかけても続くでしょう。

＜波の予想＞
２３日の波の高さの最大
　オホーツク海側と太平洋側東部　５メートル
２４日はさらに高まり、大しけとなる見込みです。

＜潮位の予想＞
２３日の最高潮位
　根室地方　標高１．５メートル
　ピークは２３日夕方

＜雪の予想＞
２２日１８時から２３日１８時までの降雪量
　オホーツク海側と太平洋側東部の多いところ　５０センチ

　今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してください。
　この情報は、「暴風雪に関する北海道地方気象情報　第３号」を引き継ぐ
ものです。
　次の「北海道地方気象情報」は、２３日５時頃に発表する予定です。