[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.228632)

平成２７年０１月０７日１１時００分
札幌管区気象台発表

北海道地方は引き続き８日朝まで、低気圧の通過や強い冬型の気圧配置により、雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　発達した低気圧が日本海北部とサハリン付近にあって、７日日中、北海道
付近を通過して、夜には千島近海でひとつにまとまる見込みです。その後８
日にかけて、北海道付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方は、引き続き８日朝まで、雪を伴った非常に強い風が吹き、海
は大しけでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、暴風、高
波に警戒してください。
　また、なだれ、湿り雪による電線着雪、落雷、突風、高潮にも注意が必要
です。

＜留意事項＞
　檜山地方や太平洋側西部では、既に非常に強い風が吹いています。低気圧
の通過に伴って、現在、風や雪が弱く穏やかな地域も、７日昼過ぎからは日
本海側で、７日夜にはオホーツク海側でも猛ふぶきや大雪となる所がある見
込みです。天気の急激な変化に留意してください。

＜風の実況＞（アメダスによる速報値）
６日２１時から７日１０時までの最大風速
　日高地方　えりも岬　　　西　　２７．８メートル（７日０７時５０分）
　檜山地方　奥尻町稲穂　　西　　１８．８メートル（７日０８時５２分）

６日２１時から７日１０時までの最大瞬間風速
　日高地方　えりも岬　　　西　　３６．３メートル（７日０６時４０分）
　檜山地方　奥尻空港　　　西　　２７．３メートル（７日０７時４８分）

＜風の予想＞
８日朝にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側と太平洋側西部　西または北西の風
　　海上　２７メートル（４０メートル）
　　陸上　２３メートル（３５メートル）
　オホーツク海側　西または北西の風
　　海上　２５メートル（３５メートル）
　　陸上　１８メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
８日朝にかけての波の高さの最大
　　日本海側　　　　　　　　　　　８メートル
　　オホーツク海側と太平洋側西部　６メートル

＜雪の予想＞
７日１２時から８日１２時までの降雪量
　　日本海側の多い所　　　　８０センチ
　　オホーツク海側の多い所　５０センチ

　引き続き、地元気象台や測候所が発表する警報、注意報、気象情報などに
留意してください。

　次の「北海道地方気象情報」は、７日１６時頃に発表する予定です。