[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.228248)

平成２７年０１月０６日１６時０１分
札幌管区気象台発表

北海道地方は６日夜遅くから８日にかけて、低気圧の通過や強い冬型の気圧配置により、雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　前線を伴った発達中の低気圧が日本海北部にあって、東北東へ進んでいま
す。この低気圧は、７日にかけて北海道付近をゆっくりと通過して千島近海
に進む見込みです。その後、８日は強い冬型の気圧配置となるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方は、６日夜遅くから８日にかけて、雪を伴った非常に強い風が
吹き、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通
障害、暴風、高波に警戒してください。
　また、なだれ、湿り雪による電線着雪、落雷、突風、高潮にも注意が必要
です。

＜留意事項＞
　７日は、はじめ風や雪が弱く穏やかな地域も、昼前から天気が急変し、猛
ふぶきや大雪となる所がある見込みです。天気の急激な変化に留意してくだ
さい。

＜風の予想＞
６日夜遅くから７日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　北海道地方　西または北西の風
　　海上　２５メートル（３５メートル）
　　陸上　２３メートル（３５メートル）
　非常に強い風は８日にかけても続くでしょう。

＜波の予想＞
７日の波の高さの最大
　　日本海側　　　　　　　　　８メートル
　　オホーツク海側と太平洋側　６メートル
　大しけは８日にかけても続く見込みです。

＜雪の予想＞
６日１８時から７日１８時までの降雪量
　　日本海側の多い所　　　　６０センチ
　　その他の地域の多い所　　３０センチ
　降雪は日本海側やオホーツク海側では、８日にかけても続き、さらに多く
なる所があるでしょう。

　引き続き、地元気象台や測候所が発表する警報、注意報、気象情報などに
留意してください。

　この情報は、「暴風雪と高波に関する北海道地方気象情報　第３号」を引
き継ぐものです。

　次の「北海道地方気象情報」は、７日５時頃に発表する予定です。