[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.219522)

平成２６年１２月１６日１６時２５分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、引き続き１８日にかけて、見通しがまったくきかない猛ふぶきや大雪による交通障害のおそれがありますので、外出は控えてください。暴風、高波、高潮に厳重に警戒してください。

＜気象概況＞
　日本海と東海道沖には前線を伴った低気圧があって、それぞれ急速に発達
しながら北東へ進み、１７日には北海道付近で一つにまとまって更に発達す
るでしょう。１８日は非常に強い冬型の気圧配置となる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、引き続き１８日にかけて雪を伴って猛烈な風が吹き、猛
烈なしけとなる見込みです。見通しのまったくきかない猛ふぶきや吹きだま
り、大雪により、車の運転が困難になるなど交通機関に大きな影響が出るお
それがありますので、外出は控えてください。急速な風の強まり、暴風、高
波を含め厳重に警戒してください。
　１７日はオホーツク海側と太平洋側東部では高潮による低い土地の浸水に
厳重に警戒してください。
　また、引き続き１８日にかけて、湿った雪による電線着雪や農業施設の管
理、なだれに注意してください。
　なお、引き続き１７日朝にかけて、太平洋側を中心に局地的に激しい雨が
降るおそれがあります。大雨による低い土地の浸水や土砂災害に注意してく
ださい。

＜風の予想＞
１７日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側東部　東のち南西の風
　海上３５メートル（５０メートル）、陸上２５メートル（３５メートル）
　オホーツク海側、日本海側北部　東または北東の風
　海上３５メートル（５０メートル）、陸上２５メートル（３５メートル）
　日本海側南部、太平洋側西部　西の風
　海上２８メートル（４０メートル）、陸上２５メートル（３５メートル）

＜波の予想＞　１７日にかけての波の高さの最大
　北海道地方　１０メートル

＜潮位の予想＞
１７日の最高潮位
　オホーツク海側、太平洋側東部　標高１．４メートル
　
＜雪の予想＞　１６日１８時から１７日１８時までの降雪量
　オホーツク海側、太平洋側東部　　８０センチ
　
　その後降雪量が更に多くなるおそれがあります。

＜雨の予想＞
　１６日１８時から１７日１８時までの降水量（１時間降水量の最大値）
　　太平洋側西部　１００ミリ（４０ミリ）

　今後、地元気象台や測候所が発表する警報、注意報、気象情報などに留意
してください。

　次の「北海道地方気象情報」は、１７日５時頃に発表する予定です。