[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.219278)

平成２６年１２月１６日１１時０７分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、１６日夕方から１８日にかけて、見通しがまったくきかない猛ふぶきや大雪による交通障害のおそれがありますので、外出を控えてください。暴風、高波、高潮に厳重に警戒してください。

＜気象概況＞
　日本海中部と四国の南には前線を伴った低気圧があって、１６日はそれぞ
れ急速に発達しながら北東へ進み、１７日には北海道付近で一つにまとまっ
て更に発達するでしょう。１８日は非常に強い冬型の気圧配置となる見込み
です。

＜防災事項＞
　北海道地方では、１６日夕方から雪を伴って非常に強い風が吹き、海は大
しけとなるでしょう。１７日から１８日にかけては雪を伴って猛烈な風が吹
き、猛烈なしけとなる見込みです。見通しのまったくきかない猛ふぶきや吹
きだまり、大雪により、車の運転が困難になるなど交通機関に大きな影響が
でるおそれがありますので、外出は控えてください。急速な風の強まり、暴
風、高波を含め厳重に警戒してください。
　１７日は太平洋側東部を中心に高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒し
てください。
　また、１６日から１８日にかけて、湿った雪による電線着雪や農業施設の
管理、なだれに注意してください。
　なお、１６日夕方から１７日朝にかけて、太平洋側を中心に局地的に激し
い雨が降るおそれがあります。大雨による低い土地の浸水や土砂災害に注意
してください。

＜風の予想＞
１６日の最大風速（最大瞬間風速）
　北海道地方　東または南東の風
　海上２５メートル（３５メートル）、陸上２３メートル（３５メートル）
１７日の最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側東部　東のち南西の風
　海上３５メートル（５０メートル）、陸上２５メートル（３５メートル）
　オホーツク海側　東または北東の風
　海上３５メートル（５０メートル）、陸上２３メートル（３５メートル）
　日本海側北部　東または北東の風
　海上３５メートル（４５メートル）、陸上２５メートル（３５メートル）
　日本海側南部、太平洋側西部　西の風
　海上２８メートル（４０メートル）、陸上２３メートル（３５メートル）

＜波の予想＞　波の高さの最大
１６日　北海道地方　　６メートル
１７日　北海道地方　１０メートル

＜潮位の予想＞
１７日の最高潮位
　太平洋側東部　標高１．４メートル
　
＜雪の予想＞　１６日１２時から１７日１２時までの降雪量
　太平洋側東部　　８０センチ
　その他の地域　　６０センチ

　その後降雪量が更に多くなるおそれがあります。

＜雨の予想＞
　１６日１２時から１７日１２時までの降水量（１時間降水量の最大値）
　　太平洋側　１５０ミリ（４０ミリ）

　今後、地元気象台や測候所が発表する警報、注意報、気象情報などに留意
してください。

　次の「北海道地方気象情報」は、１６日１６時頃に発表する予定です。