[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.205162)

平成２６年１１月１２日２１時４１分
室蘭地方気象台発表

胆振地方の大雨警報を解除しました。胆振・日高地方では１３日夕方から暴風に警戒してください。また、引き続き１３日夕方まで竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。

＜特記事項＞
　胆振中部・東部の「大雨警報（浸水害）」を解除しました。また、１３日
昼前に胆振中部と日高東部に「暴風警報」を発表する見込みです。

＜防災事項＞
　胆振・日高地方では、１３日夕方から１４日にかけて、西の風が非常に強
くなるでしょう。暴風に警戒してください。
　また、引き続き１３日夕方にかけて、発達した積乱雲が発生し、竜巻など
の激しい突風、落雷、ひょうのおそれがあります。屋外の活動などに注意し
てください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。
　日高東部では、あと１、２時間、大雨による低い土地の浸水に注意してく
ださい。

＜雨の実況＞
　１２日１８時から２１時までの１時間雨量の最大値
　（解析雨量による速報値）
　苫小牧市平野部付近　　　約９０ミリ（１２日１９時３０分）　

＜風の予想＞　１３日の最大風速（最大瞬間風速）
　西の風
　胆振地方　　　陸上１８メートル（３０メートル）
　　　　　　　　海上２２メートル（３５メートル）
　日高地方　　　陸上２０メートル（３５メートル）
　　　　　　　　海上２２メートル（３５メートル）

＜雨の予想＞　
　１２日夜遅くまでの１時間雨量の最大値
　日高東部　　４０ミリ

＜気象概況＞
　前線を伴った発達中の低気圧が沿海州にあって北東へ進んでおり、１３日
朝にはサハリン付近に達する見込みです。このため、北海道付近は強い冬型
の気圧配置となるでしょう。また、寒冷前線の通過や上空の寒気の影響で、
大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

　引き続き、気象台の発表する注意報・警報、竜巻注意情報、気象情報など
に留意してください。

　次の「胆振・日高地方気象情報」は、１３日朝に発表する予定です。