[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.193881)

平成２６年１０月１７日０２時３０分
札幌管区気象台発表

解析雨量によれば、胆振地方で１７日１時までの１時間に局地的に約１００ミリの猛烈な雨。日本海側南部と太平洋側西部は引き続き１７日昼前まで、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川のはん濫に厳重に警戒。

＜気象概況＞
　北海道の西海上にある低気圧に向かって暖かく湿った空気が流入していま
す。北海道付近の上空約５５００メートルには氷点下２１度以下の寒気が流
れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定となっています。

＜防災事項＞
　日本海側南部と太平洋側西部では、引き続き１７日昼前にかけて、局地的
に雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みです。大雨による低い土地の浸水
や土砂災害、河川の増水やはん濫に厳重に警戒してください。
　また、北海道地方では、引き続き１７日夜のはじめ頃にかけて大気の非常
に不安定な状態が続くため、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあ
ります。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、竜巻などの激
しい突風、落雷、降ひょうに十分に注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど安全の確保に努めてください。

＜雨の実況＞
　降り始め（１６日１０時）から１７日２時までの雨量
　（アメダスによる速報値）
　　胆振地方　登別市カルルス　１３３．０ミリ
　１時間雨量の最大値（解析雨量による速報値）
　　胆振地方　登別市付近　約１００ミリ（１７日０１時００分）
　
＜雨の予想＞
　これから１７日朝にかけての１時間雨量の最大値
　　太平洋側西部　７０ミリ
　　日本海側南部　５０ミリ
　これから１７日１８時までに予想される雨量
　　太平洋側西部　局地的に１５０ミリ
　　日本海側南部　　　　　　８０ミリ
　
　引き続き、地元気象台や測候所の発表する警報や注意報、気象情報、竜巻
注意情報に留意してください。
　
　次の北海道地方気象情報は、１７日５時頃に発表の予定です。