[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.1887432)

2023年01月19日 16時13分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、２０日夜から２１日にかけて、西または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。また、大雪による交通障害や着雪に注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近は、２０日は日本海から低気圧が発達しながら夜にかけて近づき、２１日にかけて通過するでしょう。低気圧通過後の２１日は冬型の気圧配置が強まる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、２０日夜から２１日にかけて西または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は大しけとなるでしょう。日本海側南部や太平洋側西部では、低気圧の通過後、急激に風雪が強まる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。
　低気圧の発達の程度や進路、冬型の気圧配置の強まりの程度によっては、暴風雪や大しけとなる地域が拡大するおそれがあります。
　また、２０日から２１日にかけて、日本海側を中心に断続的に雪の降り方が強まり大雪となる見込みです。大雪による交通障害やなだれに注意するとともに、低気圧の通過時には湿り雪による電線や樹木への着雪にも注意してください。

＜風の予想＞
２０日に予想される最大風速（最大瞬間風速）　西または北西の風
　日本海側陸上　　　　２３メートル（３５メートル）
　日本海側海上　　　　２５メートル（３５メートル）
　太平洋側陸上　　　　２０メートル（３５メートル）
　太平洋側海上　　　　２５メートル（３５メートル）
　オホーツク海側陸上　１５メートル（３０メートル）
　オホーツク海側海上　１８メートル（３０メートル）
２１日に予想される最大風速（最大瞬間風速）　西または北西の風
　日本海側陸上　　　　２０から２４メートル（３０から４０メートル）
　日本海側海上　　　　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　太平洋側陸上　　　　２０から２４メートル（３０から４０メートル）
　太平洋側海上　　　　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　オホーツク海側陸上　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　オホーツク海側海上　１５から１９メートル（２０から３０メートル）

＜波の予想＞
２０日に予想される波の高さ
　日本海側　　　　６メートル
　太平洋側　　　　６メートル
２１日に予想される波の高さ
　日本海側　　　　６メートル
　太平洋側　　　　６メートル
　オホーツク海側　４メートル

＜雪の予想＞
１９日１８時から２０日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　３０センチ
　太平洋側　　　　２５センチ
　オホーツク海側　２０センチ
その後、２０日１８時から２１日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　３０から５０センチ
　太平洋側　　　　２０から４０センチ
　オホーツク海側　２０から４０センチ
その後も、２２日にかけて、日本海側を中心に断続的に雪が降る見込みです。

　今後発表する防災気象情報に留意してください。
　次の北海道地方気象情報は、２０日５時頃に発表する予定です。

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