[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.1876403)

2022年12月23日 16時14分
札幌管区気象台発表

日本海側北部とオホーツク海側では、２４日明け方まで、大雪や猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害、暴風に、２４日夕方まで高波に警戒してください。また、太平洋側東部では、２４日は高潮に厳重に警戒してください。

＜気象概況＞
　発達中の低気圧が北海道付近にあって、２４日にかけてゆっくり日本の東へ進む見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、２４日にかけて低気圧の影響が続くため、強い雪が降り、風が非常に強く、海は大しけの状態が続く見込みです。
　日本海側北部とオホーツク海側では、２４日明け方まで、大雪や猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害、暴風に、２４日夕方まで高波に警戒してください。
　太平洋側東部では、２４日昼過ぎから夕方まで、高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒してください。
　北海道地方では、引き続き２４日にかけて、大雪やふぶき、吹きだまりによる交通障害、強風、高波、高潮、湿り雪による電線や樹木等への着雪、農業施設等の管理、なだれに十分注意してください。
　低気圧の発達の程度や進路によっては、暴風雪や暴風、大しけ、警報級の大雪や高潮となる地域が拡大するおそれがあります。

＜雪の実況＞
　２２日１５時から２３日１５時までの降雪の深さ（アメダスによる速報値）
　宗谷地方
　　　　　　　　　　中頓別　　　　４８センチ
　上川・留萌地方
　　　　　　　　　音威子府　　　　７５センチ
　（音威子府では１９８２年の統計開始以来の１２月の１位の値を更新しました）
　網走・北見・紋別地方
　　　　　　　　遠軽町白滝　　　　８９センチ
　　　　　　　　　　　滝上　　　　７４センチ
　（遠軽町白滝では１９９３年の統計開始以来の１２月の１位の値を更新しました）

＜風の予想＞
２３日から２４日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側陸上　　　　２０メートル（３５メートル）
　日本海側海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　太平洋側陸上　　　　１５メートル（３０メートル）
　太平洋側海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　オホーツク海側陸上　２０メートル（３５メートル）
　オホーツク海側海上　２０メートル（３０メートル）

＜雪の予想＞
２３日１８時から２４日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　６０センチ
　太平洋側　　　　３０センチ
　オホーツク海側　７０センチ
その後、２４日１８時から２５日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　３０から５０センチ
　太平洋側　　　　１０から２０センチ
　オホーツク海側　１０から２０センチ

＜波の予想＞
２３日から２４日にかけて予想される波の高さ
　日本海側　　　　５メートル
　太平洋側　　　　５メートル
　オホーツク海側　６メートル

＜潮位の予想＞
２４日に予想される最高潮位
　太平洋側東部　　　　標高　１．３メートル

　今後発表する防災気象情報に留意してください。
　次の北海道地方気象情報は２４日５時頃に発表する予定です。

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