[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.1823923)

2022年09月18日 10時54分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、２０日は台風第１４号の影響により、海は大しけとなる見込みです。うねりを伴った高波に警戒してください。また、１９日から２１日にかけて、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、強風、高波に十分注意してください。

＜気象概況＞
　大型で非常に強い台風第１４号は、１８日１０時には屋久島の南南東約５０キロにあって、１時間におよそ２５キロの速さで北北西へ進んでいます。この台風は２０日から２１日にかけて北海道に接近するおそれがあります。また、１９日から２０日にかけて、北海道付近には前線が停滞する見込みです。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流入するため、台風が接近する前から大雨となるおそれがあります。

＜防災事項＞
　北海道地方は、２０日は台風第１４号の影響により、太平洋側の海は大しけとなる見込みです。うねりを伴った高波に警戒してください。
　北海道地方では、１９日から２１日にかけて、前線や台風の影響により太平洋側と日本海側南部を中心に大雨となる見込みです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。
　また、２０日から２１日にかけて、台風の北上に伴い日本海側と太平洋側では南のち北の風が海上で非常に強く、海はしける見込みです。強風や高波に十分注意してください。
　前線の活動の程度や台風第１４号の進路によっては、警報級の大雨や暴風となる可能性があり、大しけとなる海域が拡大するおそれがあります。

＜雨の予想＞
１８日から１９日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　３０ミリ
　太平洋側　　　　４０ミリ
　オホーツク海側　２０ミリ
１８日１２時から１９日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　８０ミリ
　太平洋側　　　　８０ミリ
　オホーツク海側　５０ミリ
１９日１２時から２０日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　１００から１５０ミリ
　太平洋側　　　　１００から２００ミリ
　オホーツク海側　１００から１５０ミリ
その後も断続的に雨が降り、２１日にかけて降水量が多くなるでしょう。

＜風の予想＞
２０日に予想される最大風速（最大瞬間風速）　南の風のち北の風
　日本海側陸上　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　日本海側海上　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　太平洋側陸上　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　太平洋側海上　２０から２４メートル（２５から３５メートル）

＜波の予想＞
２０日に予想される波の高さ
　日本海側　　　５メートル
　太平洋側　　　６メートル　うねりを伴う

　今後発表する防災気象情報などに留意してください。　
　次の北海道地方気象情報は、１８日１６時頃に発表する予定です。

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