[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.173238)

平成２６年０９月１０日１６時５９分
室蘭地方気象台発表

胆振中部の大雨は現在小康状態となっていますが、１０日夜遅くから再び非常に激しい雨が降る見込みです。引き続き１１日朝にかけて、低い土地の浸水、土砂災害や河川のはん濫に厳重に警戒してください。

＜気象概況＞
　北海道付近は１１日にかけて気圧の谷の中となるでしょう。また、上空に
寒気が入り、大気の状態が非常に不安定となっています。

＜防災事項＞
　胆振中部では、１０日夜遅くから１１日朝にかけて、雷を伴い局地的に１
時間５０ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあります。
　解析雨量では、２４時間で６００ミリを超える大雨となっており、地盤が
緩み、河川が増水している所があります。引き続き低い土地の浸水、土砂災
害や河川のはん濫に厳重に警戒してください。
　また、胆振・日高地方では、１１日にかけて竜巻などの激しい突風、落雷
、降ひょうなどのおそれがあります。発達した積乱雲の近づく兆しがある場
合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。

＜雨の予想＞
　１０日１８時から１１日０６時までの雨量（１時間降水量の最大値）
　　胆振中部　　　　１５０ミリ（５０ミリ）

　１１日朝までに、警戒を要する地域が広がるおそれがありますので、引き
続き気象台の発表する警報・注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してく
ださい。

　次の「胆振・日高地方気象情報」は、１０日夜のはじめ頃に発表する予定
です。