[栃木県防災メール] 防災・防犯 (No.353429)

2015年09月10日17時30分
宇都宮地方気象台発表

【大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報】
栃木県に大雨特別警報を発表中です。栃木県では、これまでに経験したことのないような記録的な大雨となっています。引き続き、土砂災害、河川の増水やはん濫に最大級の警戒をしてください。

［気象の現況と予想］
　台風から変わった日本海の温帯低気圧に向かって、引き続き、関東地方に
は湿った空気が流れ込み、大気の非常に不安定な状態となっています。

［雨の実況］
　降り始めの９月７日１８時から１０日１７時までの総降水量（アメダス速
報値）は、
　日光市今市　　　　　６３４．０ミリ
　日光市五十里　　　　６１３．５ミリ
　日光市土呂部　　　　５５９．０ミリ
　鹿沼　　　　　　　　５０５．０ミリ
　奥日光中禅寺湖畔　　４７８．０ミリ
　栃木　　　　　　　　４１５．０ミリ
　小山　　　　　　　　３２５．０ミリ
　塩谷　　　　　　　　３１０．０ミリ
　宇都宮　　　　　　　３０９．０ミリ
　日光市足尾　　　　　２７３．０ミリ
　佐野市葛生　　　　　２５７．５ミリ
　那須高原　　　　　　２３６．５ミリ
　高根沢　　　　　　　２０６．５ミリ
　佐野　　　　　　　　２０５．５ミリ
　真岡　　　　　　　　２０４．５ミリ
などとなっており、栃木県では記録的な大雨となっています。

［防災事項］
＜大雨・雷・突風＞
　栃木県では、１１日明け方にかけて１時間３０ミリの激しい雨が降るおそ
れがあるでしょう。
　１１日１８時までの２４時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
　　北部・南部ともに　　８０ミリ
の見込みです。

　これまでの大雨で土砂災害の危険度が非常に高まっている所や、河川の水
位が高くなっている所があります。１０日夜遅くにかけて土砂災害、河川の
増水やはん濫に最大級の警戒をしてください。
　また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲
の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてく
ださい。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注
意してください。

［補足事項］
　今後、気象台の発表する特別警報や注意報、気象情報、竜巻注意情報に留
意してください。
　次の「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」は、１０日２３時頃に
発表する予定です。

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発信元：栃木県危機管理センター