福島県で配信されている安全・安心メールマガジン

目次
１　夏の食品衛生一斉監視がはじまりました
２　カツオを原因とする食中毒が多発しています

▼夏の食品衛生一斉監視がはじまりました
　夏を迎えるにあたり、保健所では食中毒発生予防のため、食品関係事業者に対する一斉監視を実施しています。
　食肉等の取扱施設、集団給食施設や弁当製造施設などに対し、食中毒対策の指導を徹底します。また、東京２０２０オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けて、宿泊施設の調理場や飲食店等に対しても食品の温度管理等について重点的に監視指導を行います。その他、食品表示法に基づく表示の監視や食品の収去検査を実施して参りますので、ご協力よろしくお願いします。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/05/29/03.html

▼カツオを原因とする食中毒が多発しています
　魚介類寄生虫アニサキスによる食中毒が日本各地で発生しています。アニサキスが寄生している魚介類を生で食べると、ヒトの胃や腸壁にアニサキスが侵入し、激しい腹痛や吐き気などの症状を引き起こします。今年度は特に、カツオを原因とするアニサキス食中毒が多く発生しており、アニサキス食中毒全体のうち半数以上を占めています。

★予防のポイント★
・新鮮な魚を購入しましょう。生食する際には早期に内臓を除去し、低温（４℃以下）で保存してください。
・加熱調理が最も効果的です。６０℃１分が目安となります。
・冷凍処理も有効です。マイナス２０℃で２４時間以上（中心部まで）。
・目視で確認して、アニサキスを除去しましょう。
・一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキスは死滅しません。

アニサキス（東京都食品衛生の窓）
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/musi/01.html

◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf

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台東保健所生活衛生課　食品衛生担当
電話　03(3847)9466
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