宮崎県で配信されている安全・安心メールマガジン

宮崎県【防犯】のお知らせです。
◆昨日（５月９日）、延岡市内を中心に高齢者宅に、金融機関の職員や警察官を装って電話をかけ、犯人が自宅まで現金を取りにきた事案が発生しています。

◆その手口の内容は、警察官をかたる男から、
「県警の者です。おたくの名前がリストに載っています。お金が引き出されているようですので、調べないといけません。」
などと電話があり、金融機関から現金を下ろしてくるように指示されました。
　１時間後、再度、警察官をかたる男から、
「紙幣の通し番号を調べるのにお札を預かります。別の者がご自宅に行きます。」
と電話がありました。
　その後、すぐに犯人が自宅に来て、犯人を自宅に招き入れましたが、途中不審に思った被害者が「お金は、派出所のおまわりさんの立ち会いで渡すならいいです。」と言ったところ帰ったというものです。
　今回は、幸い、被害者の方が詐欺であることに気がついて警察に通報したため、被害にあうことはありませんでした。
　また、犯人は金融機関の窓口でお金を下ろす際に、「お友達の新しい定期のキャンペーンがあって、定期に入るために必要だと言って下さい。」と指示しています。

◆電話でのお金の話は詐欺です！
　自宅に金融機関の職員や警察官が現金を取りにくることは絶対にありません。

◆不審な電話などがかかってきた時には、まず一呼吸おいて冷静になり、家族や必ず最寄りの警察署や交番・駐在所、又は警察相談電話（♯９１１０）にまず電話をしてください。

　【宮崎県警察本部生活安全企画課】