[宮崎県 防災・防犯情報メールサービス] 防災・防犯 (No.2315066)

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宮崎県 - 宮崎県 防災・防犯情報メールサービス
公式サイト

2月は家畜防疫強化月間です
2025/01/31 16:47:40
 宮崎県では、2000年(平成12年)に本県で口蹄疫が発生したことを契機に、1年のうち最も寒冷で家畜伝染病も流行しやすい時期である2月を「家畜防疫強化月間」と定めています。
 
 高病原性鳥インフルエンザについては、1月以降、発生が過去にない勢いで急増しており、14道県50事例の発生が確認されています(令和7年1月31日現在)。本県においても各地へ渡り鳥が飛来しており、本病ウイルスが広く拡散されていることから、県内全ての農場において発生リスクが極めて高い状況にあります。

 家きん飼養者の皆さまにおかれましては、引き続き、『これまで以上の警戒』をお願いするとともに、次の4項目について『隙なく』『例外なく』対策の徹底をお願いします。
 ? 鶏舎専用の長靴等の使用、鶏舎入り口での手指の消毒
 ? 鶏舎周辺への消石灰散布、草払い等の環境整備
 ? 鶏舎の破損や防鳥ネットの破れのチェック及び補修
 ? 飼養鶏についての毎日の健康観察及び特定症状(顔面、肉冠および脚部の浮腫、チアノーゼ、神経症状、まとまって死亡等)が認められた場合の家畜保健衛生所への早期通報。

 また、豚熱については、昨年6月、佐賀県内において、九州では初となる野生いのししでの豚熱の感染が確認され、現在までに50事例が報告されています(令和7年1月28日佐賀県情報)。本州からの導入豚によるウイルスの侵入リスクに加え、佐賀県内の野生いのししの状況から、県内の養豚農場での発生リスクが極めて高い状況にあります。本州及び四国では、ワクチン接種農場での発生が確認されていることから、農場周囲の防護柵に破損がないか再度点検していただくなど、より一層、農場の防疫レベルを強化していきましょう。

 さらに、アフリカ豚熱については、韓国において継続的に発生していることから、地理的に近い本県へのウイルスの侵入リスクが極めて高い状況にあると考えられます。
また、口蹄疫についても、アジアの広い範囲で継続的に発生が確認され、県内へのウイルスの侵入リスクが引き続き高い状況にあります。特に、過去本県で口蹄疫が発生した前に韓国での発生が確認されていることから、より一層の警戒が必要です。
今般のインバウンド需要の高まりを受けて、宮崎空港を発着するソウルとの定期便が昨年12月から週7便に増便され、加えて、台北との定期便が4年ぶりに再開するなど、国外からの航空便やフェリーでの入国者がさらに増加しており、海外からの伝染病侵入リスクがより一層高まっています。防疫の意識を高く持ち、いま一度、畜舎周辺の消毒を徹底するなど、日頃からの発生防止対策の取組を強化していきましょう。

 生産者の皆様方におかれましては、飼養衛生管理基準を遵守し、
 ? 不要な人の農場立入の制限
 ? 農場及び畜舎専用服・靴への交換
 ? 消毒の徹底(踏込消毒槽の適切な使用及び消毒薬の適宜交換など)、
 ? 鶏舎の破損や防鳥ネットの破れなどの点検  等、
 発生防止対策の取組の一層の強化をお願いします。

 なお、口蹄疫の特定症状(泡状のよだれや水ぶくれなど)や豚熱・アフリカ豚熱の特定症状(紫斑、異常豚や流死産の増加、死亡豚の増加等)、不審な野生いのししの死体を発見した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。

 家畜伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
[登録手順]
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/bosai/chishiki/manual.html
 農政水産部では「ひなたMAFiN」により県の農林水産業について情報発信を行っています。
 農場消毒の方法等、役立つ情報を発信していますので下記リンクよりご活用ください。
https://hinatamafin.pref.miyazaki.lg.jp/soshiki/kachikuboekitaisakuka/toriinnfuruennza/1634.html

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