[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2454596)

令和７年９月１７日、今治署管内において、約７７０万円相当の暗号資産を被害額とするＳＮＳ型投資詐欺の被害を認知しました。



【被害の状況】

　令和７年８月初旬、今治市在住の６０歳代男性が利用していたＳＮＳに、、日本人女性名甲のアカウントからメッセージが届き、その後、別のＳＮＳに誘導され、甲から、「私の叔父が投資家なので確実に儲けることができる。」「やり方を教えるので、一緒にやりませんか。」などと言われたことから、これを信用した男性は、甲の指示により、暗号資産取引サイトに登録した上で、同月２３日から同月３０日までの間、４回にわたり、サイト内で指定されたアドレスに、約３１０万円相当の暗号資産を送信しました。

　すると、同サイト上で、男性の資産が、３，０００万円近くの価値まで上昇していたため、男性が出金のための手続を取ったところ、サイト内のカスタマーセンターから、「現在の資産の２０パーセントに当たる暗号資産を税金として支払う必要がある。」旨のメッセージが届いたことから、同月１５日及び翌１６日に２回にわたり合計４６０万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送信し、それぞれだまし取られました。



【被害に遭わないためのポイント】

〇見知らぬアカウントからダイレクトメッセージが届き、投資などの儲け話を持ち掛けられた場合は、詐欺を疑ってください。

〇ＳＮＳにおける個人情報を公開する範囲やダイレクトメッセージを受け取れる範囲の設定や公開する情報にも注意をしてください。



※ＳＮＳ型投資・ロマンス詐欺の被害は、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。