[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2409828)

県内において、法務局をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。



【予兆電話の内容等】

　令和７年７月２２日午後２時３０分頃、松山市に住む女性の携帯電話に、福岡法務局戸籍課の職員を名乗る男から、「あなたの親戚を名乗る４０歳代の方が、あなたの免許証と委任状を持って来られたため、戸籍謄本を渡してしまいました。」などと電話があり、その後も、女性の住所を確認してきましたが、相手が法務局を名乗っているものの、相手の電話番号が携帯電話番号であることを不審に思った女性が電話を切ったことで被害には遭っていません。

※この予兆電話は、その後、「あなたの個人情報、家族構成を教えてください。」と言われて個人情報を聞き出されたり、「戸籍の効力を止める必要があるので、警察につなぎます。」などと言われ、警察官をかたる犯人に電話が代わり、「あなた名義で契約された携帯電話が犯罪に使われている。」「心当たりがなくても、名義人に法的責任が発生する。」「犯罪に関わっていないことを証明するために資金調査をする。」などと言われ、金銭を要求されたりするオレオレ詐欺に発展する可能性があります。



【福岡法務局からの注意喚起】

〇法務局からは、このように個人の情報を尋ねるための電話をすることは一切ありませんし、携帯電話を使用して電話を掛けることもありません。



【被害に遭わないためのポイント】

〇相手が公的機関の職員を名乗っていても、電話で個人情報を教えてはいけません。

〇電話帳に登録していない携帯電話番号からの電話には、出ないようにしましょう。

〇電話の相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。



※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

　 → 【愛媛県警察公式ＹｏｕＴｕｂｅ　詐欺電話再生リスト】

　　　https://www.youtube.com/playlist?list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。